2025/02/24

シジュウカラの言葉



「僕には鳥の言葉がわかる」鈴木俊貴
~古代ギリシャ時代から現代に至るまで、言葉を持つのは人間だけであり、鳥は感情で鳴いているとしか認識されていなかった。
その「常識」を覆し、「シジュウカラが20以上の単語を組み合わせて文を作っている」ことを世界で初めて解明した研究者による科学エッセイ。動物学者を志したきっかけ、楽しくも激ヤセした森でのシジュウカラ観察の日々、鳥の言葉を科学的に解明するための実験方法などを、軽快に綴る。~

シジュウカラの言語について研究されている、鈴木先生の本です。いやいや、とても面白かったです。


確かに、庭に来るヤマガラのペアを観察していると何らかの意思を伝えあっているなぁ・・というのは、自然と感じられるものでして。。でも、鳥が言語を喋っている・・としては証明した人はいなかったのかぁ。と、思いました。

ここにいるよだとか、次いくよだとか、むかえにきて、みたいな感じで。つがいの相手に
居場所を教えたり、次の行動についての会話も、しているような気はします。

庭は2月になり、これまで全く姿を見せていなかったシジュウカラのペアがやってくるようになりました。彼らは、縄張り宣言のさえずりも、しますが、ジジジ(集まれ)と鳴きながら
庭に降りてくることが多いです。「集まれ」はヤマガラでいうと、ニーニーニー、に当たるらしいのですが、うちに来るヤマガラは2羽とも結構訛っているのか、ビービービーという濁音混じりで鳴きます。
シジュウカラの方が声がキレイで、バリエーションがあるように思えます。


スズメも複雑な鳴き方も多少はしますし、朝の集まり(朝会)は明らかに、何か重要な会話をしてるんだろなとは思いますが、よくわかりません。スズメに関しては、なんだかとてつもない悪口を言われている気がするので早くどなたかが解明してくれるといいなぁと。

スズメもこうやってみていると、器用なタイプと不器用なタイプがいており、器用なコはカラ類に引けを取らない運動神経をもっています。

冬の間とんと姿を見せていなかったキジバトもまた庭に来るようになりました。ヤマガラは11月の終わりから一度も来ていません。まだまださむいですが、春の気配がしています。

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