2019/03/25
伝市鉢フェアにいってきた(前編)
先日、地元の園芸屋で「伝市鉢フェア」があったので行ってきました!
ここでおさらい。
「伝市鉢」ってなんぞ。
<公式サイトより>
丹波立杭市野伝市窯は植木鉢に特化した窯元です。
伝市窯の作る“伝市鉢”は、底穴を大きくするなど通気性や水捌けに独自の工夫がなされている為、草花の根が腐りにくく美しく育ちます。もみ殻を混ぜ込むなど特別に配合した丹波の土を、轆轤を廻し、竹製の“トンボ”と呼ばれる昔ながらの道具を使い成形。大きさや形、草花を育てる様々な用途に合うよう幾重にも工夫を重ねてきました。実用面だけでは無く“波付き”や“花付き”などの手しごとによる美しい文様は、植込まれた草花をより一層引き立てます。
<丹波立杭焼とは>
丹波地方は、瀬戸 / 常滑 / 信楽 / 備前 / 越前とともに日本六古窯の一つに数えられ、その発祥は平安時代末期から鎌倉時代のはじめと言われる、古くからの陶器の名産地です。
山野草ファンの間では昔から超有名とされています。
うちの祖父は、生前山野草会をやっていて、伝市氏にはお世話になったとか。
この山野草にはこういう鉢の形状が適しているのでこういう形のものを作ってほしい等、色々ご相談して試作いただいたようです。
窯出しの日に行ってはB級品などをお安く譲ってもらったりと、そういう話も聞きました。
なのでうちには祖父のコレクションがわんさか。刻印もないものもたくさん、曲がっているものもたくさん・・笑。
私も幼稚園ぐらいのころに、家族で窯に行った記憶がおぼろげにあります。
祖父もサクラソウをたくさん育ててましたが全部伝市鉢でした。水はけがよい鉢の特性から、最近ではクリスマスローズファンや、多肉ファンなんかからも注目されてきているとかいないとか。
私の実感からすると、普通の植物でも問題なく育てられますし、ビオラは伝市鉢、おすすめです。いつもモリモリに育ちます。水やりをよくやる人なら問題ないです。
ということで、今回の目的は、私の中での「ビオラ鉢」であるこれ!
この鉢が売ってないかな~っと思いまして。フェア初日の朝イチから行ってきました!
パンフレットがおいてあって。食い入るようにがん見していたら、ちょうどいらしゃっていた市野さん(2代目・市野達也氏)に「さしあげますよ」と言われてもらってきました。
こんな感じに色々種類があるのですね。
この私の好きな鉢は「横せん入り」というらしい!
鉢フェアは、山野草フェアと一緒にやっていて、山野草の渋いファンがひしめくなかで。「この鉢ビオラにすごく、いいんです~」って、言い放ってしまった・・恥。
もっといろいろお聞きしたい事もあったんですが、その後お電話で売り場をはずしておられて、あまり聞けず。
登り窯で焼いたほうは、高いんですよ。それをマダム達はカゴにバンバン入れてました。この調子だと初日ですっからかんになるんじゃない?ぐらいの勢い。
まあ初日の午前中に来る人は買う気満々だとは思いますが。
私も、「よこせん入り」がなくてちょっとがっかりしたのですが、
お得で大き目な、もみがらいり&ガス焼きなのかな~これ。
こちらの「大道型」を購入しました。1700円ちょいくらい。7号サイズくらいでしょうか。勿論、ビオラ植えますけどね・・・笑。
穴は御覧の通りの大きさです。
これね・・しっかり網をしいておかないと、ナメクジがめっちゃ入り込んでくるので要注意です。
母は水もちを少しよくしたい時は、網を二重に敷くといっていました。
長くなったので明日に続きます。
私、振り返るとやっぱりこの日、かなりテンションアップしてました。どんだけ鉢好き・・。
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