2018/12/23

生誕120年 イスラエル博物館所蔵 ミラクル エッシャー展 あべのハルカス美術館


2018.11.16-2019.1.14迄
エッシャーの絵は、しょっちゅう来てくれますよね。
私は、めちゃくちゃ好きなんですけど、興味ない人からしたら「変な絵」で終わり。みたいな・・・・好みの分かれる画家のような。

「あべのハルカス美術館」は比較的遅くまでやっているので、平日の夜に見にいってきました。人は割と少なめで。絵1枚に1人見てる。くらいの割合。おかげで、見やすかったです!


ほぼ有名どころの絵はそろっていたような。。イスラエル博物館、すごい。
版画なので。世界に1枚ってわけではないので、揃えやすいのかもしれないですが。

エッシャーは最初どこでみたんだったかな~・・・
小学生の時の美術の教科書とかですかね。。。漫画なんかでもたまにモチーフを見ますよね。最初に見たのはいつだったかと検索してみたら、(by日本の美術展覧会記録1945-2005)

1992.04.22
大丸ミュージアム・梅田
M・C・エッシャー展:もうひとつの宇宙。

が最初と思われます。この時は若かったんで。。衝撃がすごくて。ファンになりました。。

2002.04.10
サントリーミュージアム[天保山]
視覚の魔術師/エッシャー展

これも確かに行った。サントリーミュージアムのモダンな雰囲気とエッシャーの絵がめちゃくちゃぴったりきてて、素敵でした。

2010年のM・C・エッシャー展 
奈良にいったかどうかが・・・どうだったか。(年をとってくると忘れやすくなる)

このうちの2回で、24の寓意画シリーズを見れていて←(一番好き)
今回はきてなかったですね。まあ、だからたいていの作品を見ていると思います。

エッシャーの魅力は・・まあ。。上手いですよえね。。。

「対照(秩序と混沌)」という絵があるんですが。
ガラスや石やなんやを描いてあって。もうその質感が、いかにももうガラスはガラスで
金属は金属、卵は卵。以外の何物でもない、のがすごいなと。
例えば、違う絵でも何か置物を描いてたとしても、木なのか金属なのか伝わってくるんですよ。。勿論白黒です。

あと、壁に飾って絵になる絵も多いし。。。リトグラフももちろん好きですが、木版がワイルドで怪しい魅力なんですよ。。


例えばこの「花火」という作品。

この打ち上げ花火が消えはじめる瞬間。
ここの場面を選ぶ感覚が、もう、たまらなくフィットするなーって。
作品にするときに、このかたち以上に、花火に面白いところ、ある?っていう。そもそも花火ってこの瞬間が、一番スリリングじゃないですか?




図録も買いました。

大人になってうれしいことは、図録を悩まず買えるようになったこと!













手で押さえなくても開いたままの状態を保つことができる180度開く豪華製本「コデックス装(糸かがり製本)」だそうです。
全部に赤い糸があるってわけじゃないんですが、「昼と夜」などの横長見開きのページに赤い糸がばばーーんって入ってることがあって。これはこれで微妙な感じも・・・。せめて赤い糸は正解だったのか?と。

珈琲を飲みながら見られるのは便利ですね。











小さいカレンダーも買いました。












妙に書き込みしやすそうな中身。





母が「欲しい」というので差し上げました。
ビンカンプラとゴミの予定が書かれることになりそうです。








絵はデザイン系寄りなチョイス。



展覧会とても楽しかったです。
一人で見に行ったんで、集中できたし・・。

・・・。
・・・・・。


あーでも、今度来るフェルメールは誰かと見たいです。。人の頭越しに。背伸びして見る絵なんて誰かいないとやってられんよ~。

0 件のコメント:

コメントを投稿