2017/05/17

インドラの開花 2017春


5月11日。インドラが咲きだしました。

うちのインドラは癌腫もちです(見える部分は除去はしています)
一応、冬は弱剪定気味にしました。鉢増しはしていません。土を換えて根は少し整理しました。

これが今年の樹形です。

相変わらずの横張型。
ステム長くびし!っと勇ましく直立。
そしてコンパクト!
蕾は15くらいでしょうか。十分です。

嬉しい事に少しだけ葉っぱが健康そうな感じになりました。が・・蕾は少し小さ目です。枝ぶりはやはり華奢で違和感があります。これが正しいインドラの姿なのかよくわからないままです。


咲いた日は13日雨でした。

でも、ステムがしっかりしているので
雨にも耐えられています。

趣味園で小山内先生が推していらっしゃった横張樹形でコンパクト。
っていうだけなら、インドラもそうだと思います。房ざきはしませんけどね。

かなりまとまりのよい・・・
なんというか非常に鉢薔薇として完成されたものを感じますね。いや、地植えでも全然良いとは思いますが。鉢薔薇にもすごくむいていると思います。
イングリッシュローズとかと全然違うこのコンセプトというか。。。



ホットココアの蕾に邪魔されてしまいましたが、雨が似合うバラです・・・。

例えばアブラハムダービーとかだったら花弁が薄いんで・・・雨に打たれてたら心配になるじゃないですか!
そういうのがインドラにはない・・笑


去年春に買った時はすごく花の巻きが分厚くて、ぼってりした巨大輪がさいていました。

今はルーズで自由な感じの花型です。
これが病気のせいなのか、弱剪定のせいなのか、はかりかねています。。。




でもま、こういう。ラフな感じもまたいいんじゃないかなという気もします。



今、コンクリートの花台はとっても華やかで赤や黄色やブルーが混じってカオスな感じになってしまっているのですが、
この一番奥に映っているオレンジ色のインドラに、
自然と視線は吸い込まれていきます。
一番うちのバラの中で、目立ちます。そして、これ1本あるだけですごく景色が締まります。


インドラは全部もっていくね。
ってわが家ではいつも言われています。

美しいジュリアも、可憐なレイニーブルーも。

スっ飛ばしてインドラは全部持っていっちゃう。

それはたぶん、樹形の美しさと、花の発色の良さのたまものなのでは。と思います。母のお友達にも「インドラって綺麗ねえ」とほめていただいたそうな。

でしょうとも~。




夕方のインドラ。

インドラは5年ほど前に、地元の園芸屋の室内で売られていたのが出会いです。
ハウスで咲かせた見事な大株で、一目みて、これは・・・新しいバラなんじゃないかと思いました。それまでこんな色のバラを見た事がなかったので。
(作出は2010年寺西菊雄氏です)

樹形がコンパクトで、首がまっすぐに伸び、花がとても豪華に感じました。

完璧な黄色いバラだと思いました。
まあ、細かく言うとオレンジと黄色の中間、山吹色みたいな色です。

遠くからも黄金色に輝いてました。
すごく華やかで・・・高貴な感じで、私には珍しい一目ぼれです。タグを見ました。「インドラ」と書かれていました。

インドラて!帝釈天!神様の名前ですよ。神々しいわけやし!なんかもう、
一気に心持っていかれました。。。


良いバラです。
もし、オレンジ色のバラがお好きで(例えばブラスバンドや万葉が好みであれば)
お庭やベランダに隙間があれば、1本。手に入れてみてほしいなーと思うバラです。

特にベランダでは樹形的に育てやすいと思います。

色もね、パキ!っとはしてますが中心が濃いオレンジで外側に向かって黄色。という、
大人っぽい感じもありつつで。
ニュアンスはあると思いますよ。
ほんとおすすめです。

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