2021/03/11

駄温鉢を素焼き鉢風にリメイク


園芸やっている家になら、一つは転がっているであろう、駄温鉢。

<駄温鉢>
縁のところに釉薬がかけられていて、素焼き鉢より高温で焼かれているため硬質。

素焼き鉢にくらべたら、保湿性は高い・・かな?でも、、さすがにこの縁のツヤツヤが嫌。なんかケバい。なんのためにここがツヤツヤ?

あえて使わないように庭の隅に転がしていたわけですが。
あるのに使わないのはもったいない。と思い、リメイクすることにしました。
といっても、鉢を水色とかピンクに塗る趣味はないので・・・。


この釉薬んところだけを、鉢本体と一緒の色に塗ります!!!一見、素焼き鉢なんじゃ?みたいにします!


意味不明!?
母には「あなたって馬鹿なの?」に近いニュアンスで言われた。これをやるにあたって、「駄温鉢のリメイク」というワードで検索しましたが、上だけ塗って、下とあわせようというコンセプトの人は、一人も見つからなかったですね。
なので、自分で適当にペンキは考えて配合しました。

使った色は以下です。
こげ茶・白・黄色・赤
色はこれだけで再現可能。
アクリルガッシュや工作用ペイントは外用に使えるのかという問題はあるのですが、ベースはこげ茶なので多少混ぜるくらいは大丈夫と判断。(結果的にはそうでもなかったのですが)



色合わせのコツは・・・ちょっとずつ混ぜる。まず黄色が最初です。そこに赤を少し足して、オレンジの色味をだいたいあわせてから白とこげ茶を入れていくほうが早かったです。
意外だったのが。。駄温鉢の色って、赤みが強いイメージでしたが、実際は黄色味が結構あるってこと!黄色の塗料もうちょっと真面目に調達すべきでした。足りなくなりました。


出来上がり。
一つ一つ、色合わせしながら塗ったもので、微妙に出来が違ってしまいました。

ま。近くで見ると色々おかしいのですが、遠目には普通の素焼き鉢に見えるのではないでしょうか。多少、塗料のせいで艶がでてしまってるのが惜しいところ。これマットでそろえてたら違和感ゼロだと思います。

意識した点は、鉢が汚いんで。結構色むらっぽく、ワイルドな感じに塗ったりしました。あんまりきっちりしない方が、むしろよさそうでした。


ほんっとどうでもいい情報だと思うんですけど。駄温鉢ってうちにあったのは、3種類色があって。こんな感じでした。

ベージュ系は上手に色あわせられましたが、あとは今いちだったな。特にテラコッタ系難しかったです。
外で塗ってるとどんどん乾くしね・・・。室内の方がいいですね。


10鉢以上、家を探したら駄温鉢がありましたね。全部塗りました。9号鉢がまあまあ、たくさんあって。こんなに大きい鉢はあんまり使わないのですが。。まあ。はい。せっかくなので使おうと思います。塗料のモチが極端に悪かったり問題があった場合はまた追記したいと思います。

↓↓↓↓


<2021・8・22追記>
夏を超え、5か月が過ぎ、さっそくこんな感じに色あせてしまいました・・白さだけが残っている。
やはり赤色と黄色がペンキではない分、退色したのではないかと想像。

リベンジ編のエントリーは→こちらです。

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