春頃に、辻井さんの演奏をYouTubeだかなんかで見ていて、そういや実際に演奏を見たことないしコンサート来てくれてたりするのかな~と検索してみたら。ちょうど売り出ししてまして。おおお。大阪もあるじゃないですか。と安いC席とってみました。(結果フェスティバルホール3階の一番端でした)
そういや・・いつぶりにクラシックコンサートいくんだ?・・とこのブログ振り返ったら、なんと2018年。おどろきでした。最後はそう、テミルカーノフ師匠を真正面から見れるミーハー席を取ったのに、体調不良で代振りになった日ですね。まあ、普通にチケット高いしそうそう気安くいけるものでもないのが現実。
10分前に会場についたので、スマホで予習。プログラムÐの演目はなぜかロシアプログラムで、待て待て・・大阪人にはチャイ5とラフマニノフ聞かせておいたら満足すると思ってないか・・?と疑ったくらいです。
「ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団」
イングランド・ロンドンを拠点とするイギリスを代表するオーケストラの1つ。海外よりも国内で幅広く演奏旅行に取り組み[1]、「イギリスの国民的オーケストラ」と呼ばれることもある。
1992年 - 1996年:ユーリ・テミルカーノフ(桂冠指揮者)とあり。音源もあります。2021年 からは、これまたロシア人のヴァシリー・ペトレンコが指揮者として就任。
「ヴァシリー・ペトレンコ」wikiより
1976年、レニングラード(現サンクトペテルブルク)生まれ。グリンカ記念レニングラード合唱学校で音楽を学び始める。その後レニングラード音楽院で学び、イリヤ・ムーシン、マリス・ヤンソンス、ユーリ・テミルカーノフらのマスタークラスに参加し薫陶を受けた[1]。1994年から1997年までサンクトペテルブルクのミハイロフスキー劇場でレジデント指揮者を務め、キャリアの基礎を築いた[2]。2002年のカダケス管弦楽団国際指揮者コンクールで第1位を獲得した[3][4]。2004年から2007年までサンクトペテルブルク国立アカデミー交響楽団の首席指揮者[1][3]、2006年から2021年までロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者、2013年から2020年までオスロ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者、2021年から2022年までロシア国立交響楽団の芸術監督、2021年からはロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務める
席については、さすがに・・音響自慢のフェスティバルホールとはいえ、3階の右端は音が上まで上がりきってこない感じしましたね。悪いってほどじゃないですけど。
・・・あと、ちょうど目の前の男性の座高が高くて指揮者が見えない角度だったのが悲しみでした。運悪かったかも。
端っこなのでよかったな~って思ってましたが、壁があるだけで通路はないっていう。
これは地震とかでパニックになったら避難ヤバイなぁ。思ったりもしました。それに高いところ怖いタイプなもんで人が座ってると前を移動するのが怖い。ってことで。。休憩中動けず。
客層については、10年に一度しかいかない私が言うなって感じですが、辻井さんってやっぱクラシックの垣根をこえた存在じゃないですか。なので、ライト層も多いのかなと。1楽章終わりに盛大な拍手がおきてびっくりしました。まてまてクラシック界隈はこの10年にそういう感じになったんか?と動揺したくらい。
しかし、チャイ5の冒頭のあの陰鬱おごそかなフレーズのときに、「上手やなあ~×△◎」とデカい声で長々としゃべりだした大阪弁のおばあさんには、もっとびっくりしました。
どどど・・どういうこと??・・ってその周辺全員、殺気こめて振り返ってましたね。そしてチっ!って舞台にまで届きそうな勢いで舌打ちした人、気持ちはわかるけど、舌打ち音もでかすぎ。
・・・っちゅうことで、いや・・辻井さんってやっぱり、すごい人気なんやなと。
3階後ろまでぎっしりっすよ。
オケは、まろやかな音が特徴。縦と横のきっちりした統制のとれた音で、個が出てき過ぎず、お寿司的なイメージ。
一つの生物のようなバイオリン達!上品ですね。好きなのは木管部隊。指揮者のヴァシリー・ペトレンコさんは、基本動作もぴょこぴょこしていて、明るい。まだまだ若くて動きがぴちぴちしてました。もう少し出世しそう。なんとなく。
プログラムは、
からスタート。YouTubeで多少見つかるくらいのマニアックな作品ですが、すごい綺麗なメロディでして・・うっとりしますね。オケの雰囲気にも、とてもあっている感じがしました。
そして辻井さん登場して、ラフマニノフ ピアノ協奏曲第二番ハ長調作品18
です。
辻井さんの演奏も繊細で美しいなと思いました。すごくきれいなフレーズが何回もありましたですね~。オケを立てる演奏だなと第一楽章は思いながらきいていて、第二楽章くらいから完全にとけあってすごくよくなった気がしました。
上品な音のオケでラフマニノフをやるとですね・・・ラフマニノフってめちゃくちゃ綺麗なメロディだな~って思いましたね。
比較対象がどうしても何度も聴いたサンクトになってしまうんですが、ロシアオケが奏でるラフマニノフって・・若干?の、おどろおどろしさがあるんだけど、そこがなくて普通にシンプルに綺麗でした。
繊細さはあっても、退屈さがなくてすごくよかったです。もうちょい良い席で聞きたかった~・・・。しかし後半は呼吸音もかなりマイクが拾っていたので、まあ・・しょうがないよな。。これは。と思いながら。
アンコールは、カプースチン 8つの演奏会練習曲より第三番「トスカーナ」
2回目のアンコールは 、リスト ラ・カンパネラ でした。
休憩のあと、オケによる チャイコフスキー 交響曲第5番 ホ短調 作品64
です。これはですね・・逆に。美しい上品な音のオケできくと、チャイコフスキーって変なメロディやな・・・って思いましたね。
わたしは、これまでは、チャイ5って結構メロディ好きだなって思ってたんですが、よくよくきくと、すごい変わった構成だな・・。と今回初めてまじまじと思いました。
チャイコフスキーが、どういうつもりで作ったのかはわからんですが、ロシアオケの
暴走気味なパワフルさって、ある意味変な曲を勢いつけて説得力出して乗り切る。みたいな効果があったんだなと。・・・ということで、私は若干最後の楽章はサンクトの演奏が懐かしかったですね。あのナンボ何でも勢いよすぎるやろ!若干ハズしてね?!・・・な金管と、10台の地鳴りのようなコントラバスと、怨念のようにこぶしをきかせるバイオリン群で、耳が慣れてしまっている。物足りない・・笑
アンコール1曲目は、エルガー 愛の挨拶でした。
私、予習なしにきてたので不意打ちで思わず泣いてしまった。
2023年に亡くなられたテミルカーノフさんを・・思い出したですよ。なんでこの曲チョイスなんだろな。大阪人には・・・(以下略)
エルガーはイギリス人なので、元々ロイヤルフィル由来のアンコール曲な気がしますが、テミルカーノフさんのアンコール定番曲でもありました。
ペトレンコさんにはテミルカーノフさんの文化的DNAが継承されてるのかもなぁとちょっと思いましたね。自分が大切だと思っていた音楽が次の世代の指揮者にも受け継がれていることに重みを感じたというか。ロシアからイギリスに行かれて、戦争になって、故郷とのつながりを断って・・・まあ・・きっと色々なおもいもあることでしょう・・。
二曲目はブラームス ハンガリー舞曲 第6番 でしめくくられました。
ということで、久しぶりのコンサートはとても楽しかったです。











