2017/05/28

欲しい植物は年中手に入れられるわけではない


スーパーマーケットに寄るがごとく、週末になるとほぼ毎日地元園芸屋に通っているわたくし。1年くらい前からほぼそんな生活です。

おかげで、どういう花がどういう時期に売り出されるかってのが
なんとなーく分かってきた気がします。勿論すべての品種なんてわからないんで、興味をひいたりほしいなとおもっている物をチェックしているだけですけどね。

例えば売り場にある寄せ植えに使われてる植物はたいてい、イイなと思うと売り場には売ってない法則。あるある。

例えば。
私、ルリタマアザミ欲しいな~って思ってたけど、初年度は園芸屋で売ってるのみつけられず。今年はじっくり売場を観察していたら、初めて冬に売り出すことを知りました。
デルフィニウムとかもそう。春に開花株も一瞬出るんですけど、それこそ瞬殺でなくなるからやっぱり冬に買う方が固いな。とかそういうこと。

例えば。
クレマチスの開花株は、母の日前にばっと出るので、それ逃したらほとんどあとは買えないよ。ってこと。どんどん売れるから迷ってる暇はなし!


例えば。
A園芸屋とB園芸屋、入荷する植物の時期はほぼ同じ。仕入先も結構かぶってる。なので、新商品の入荷があったときは苗の状態や価格は必ず比較すること。同じものなのに結構違うことがある!とか。

要は、結構足しげく通ってると
色々発見があって楽しいなって思ったわけです。それでますます病みつきに。


先日オープンガーデンがあった帰りに、園芸屋の売り場をのぞいてたら、
奥様方二人組がやってきて
「あの~きょう、オープンガーデンのY邸で見たネコジャラシ小さくしたみたいな植物が、こちらで売ってるって聞いて来たんですけど~」
って店員さんに聞いてました。
でも、店員さん「?」どれ?みたいなハテナ顔。

あーーーそれたぶん、ラグラスの事言ってて。確かに3週間前にはこの売り場にあったけどもう売り切れてると思うよ。。って内心で思ったけど。言わなかったけど。

お客さんと店員さんは、結構苦労して会話してましたね。
店員さん「うちにはないです~」で終わらせてました。

店員さんだって全部の植物なんて覚えてないない。

ちなみにその「Y邸」地元では有名で、
その園芸屋では「Y邸のお庭にもあるトラノオです!」ってポップがあるくらいの
感じ。
でも。そこまでやるんなら、この受け答えは片手落ちやな。。って思いながら聞いてました。



そんな中。
バラフェアこの時期やってるわけです。
でも。私、もうバラは買ったし、これ以上増やすつもりもあんまりないから(絶対ないとは言ってない)のんびりとしか見てなかったんですね。

欲しいとしたら、ディスタントドラムスかあおい・・・くらいかなって
思ってたんですけど。どちらも早々に売り切れてたし。

で。昨日。やっぱりぼーっとバラ売り場みてたんですよ。
すると。奥の方にちょっと見た事ない感じのバラが。しかもつるバラが。

…ロマンティック~。
しかも甘すぎずちょっと大人っぽい感じもありつつで。
いいな~。

でもタグないな~。売り物じゃないんだろな~。
なんていうバラかな~。。

と思いつつ、売り場の(マジ詳しい)バラマスターに「すみません~。あのつるバラなんていうバラなんですか?あの、横に誘引してるやつ」
と聞いてみるとですね。


バラマスター。「あーーあれですか~。あれ皆さん気になるみたいで。アントニオガウディです」

だって。

私「えッ!レア種!」

バラマスター「実は数量限定でひっそり入ってたんですけど、ご存知の方は、はい・・←(即決だからという意味と思われる)・・・・
本日朝、新苗完売しました」

私「えええーーーー・・・(そういわれると急に悔しくなっちゃうんですけど~っ)」




・・・・とまあ。足しげく通ってる割にコレカヨ!
っていう、ちょっと、私ってばこの園芸屋のマニアじゃない?ってな感じに調子に乗ってた私の鼻っ柱をくじく出来事でしたね。


アントニオガウディはレオナルドダヴィンチの色違いで、
入手がややしづらいと言われているバラです。(とはいえタキイとかで通販扱いありますよね)
バラ好きの人ならきっと知ってるウワサのカワイコちゃん。どうでもいいんですけど、バラ好きの人の気になるバラはだいたい同じの法則。

確かに可愛かった。この写真の通りの感じ。
でも、もし新苗が残ってたら・・・買っちゃってたりしちゃったりしちゃうわけで。
いやーー。危ない危ない。
と思う事にしました。

酸っぱいブドウか。

いやね・・・しかしそういうレアモノがこんな田舎園芸屋というか観光地っぽい園芸屋に出るとも思わないじゃないですか。3年前まではイングリッシュローズなんて、グラハムトーマスしか扱わないような園芸屋だったんですよ。。。
油断したらダメですね。。


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