2017/06/20

さよならアオギリ、さよなら祖父の庭


ある日家に帰ったら丸太がおいてありました。。。

ものすごい大きいやつ2つ。
一つは私が、もてないくらい重たい。

これ。。。なに。と若干、ひきながら聞くと、
隣の家のアオギリを工事現場の人に切ってもらって手に入れたのだと
母はすごく満足そうに答えるのです。

隣家は現在売られて平地になっています。
その過程で、庭に生えていたアオギリも切られたのですが。
まさに処理されようとしていた、丸太をもらったということなのです。

そもそも、隣家は祖父の土地を売ったという経緯があり、そのアオギリは元々母の子供のころに庭に生えていた木であったわけです。

ま・・・ひらたくいうと思い出ってやつ?

しかし・・・気持ちわかるけど。自分で持てもしないようなものを気軽にもらってこないでよ。。一体、どこにおくわけ?私がガーデンチェアを折りたたみを選んだりしてまでスペースのこと考えてるのにさ。大きな木が二個あるようなもんだよね?


というと母はむかっ腹がたったようで

「うるさいわね。私は気に入ってるのよ」
「…私は全然気に入ってないけど」
「うるさいわね。私の庭なんですからね」

だって!

確か、「庭はすべてあなたにまかせるわ」って言ってたよね。この人。。

むかむか→喧嘩。


そんなわけで、我が家に丸太が来ました・・・はー。

***

西隣の親戚の家では、祖父の庭だった部分を潰して新築を立てようとしています。
祖父の庭は日本庭園でした。

日本庭園の三大「あるある」木といえば。
私は勝手に、


イヌマキ





















ツツジ、





















カイヅカイブキ・・・














と思ってるんですけど。
この3本は必ずあるでしょう。。。ないですか?
あると思うな~~。


このトウロウ、いる?って言われたけど。

・・・。無理。

このマメツゲは生かせるんじゃない?とか、いい感じのドウダンツツジもあるんですけど、冷静に考えたら。これ、今の自分ちの庭に来たら、実際は大きすぎるよね・・

っていう結論で。
やっぱり無理。ってなっちゃうという。

というわけで。本当に祖父の家のすべてがこれで消えてしまうことになりました。
木々にはありがとうと皆でお礼をいってお別れとなりました。

私も生活をしたことがある家で、大好きだったので残念ではありますが。。。もう家を潰したときに大方あきらめはついているので、、、。。。

***

6月15日。
ショベルカーが入って、一日で更地になりました。

何もなくなって気づいたこと。
ますますうちの玄関が、道行く人の視線に晒されとるよ!!

細かいことは控えますが、うちの前の道。
歩く人も多いんですが、たち止まって待っている人が常に一定数居るんですよ・・。
扉をあけると、その人々が全員こっちを見ますね。。。

生垣が今まで、その視線をさえぎってくれていたようです。
おかげで本当に丸見えに。ひえー・・・

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