2019/08/05

チベタンラグを買いに


先日、うちの母がスキな手織りの絨毯「チベタンラグ」が、梅田阪急にイベントできていたので、無理やり母を連れていきました。母は私以上の出不精で、つきあってあげないと、ちっとも出かけないんですよ・・

チベタンラグの模様はチベット仏教の影響を強く受けた伝統的な文様が採用されていて、吉祥文様がちりばめられているんですって。
例えばこの、左下の水色の丸模様。「蓮華マンダラ」という柄ですが。こういう一見ただの丸模様ですが、パーツ一一つ一つが、水の流れや、葉、5つの蓮の花、茎などを表しており、それの集合体。要は、ラッキーアイテムなんですよ。そうやってみると楽しいですよね。

今のラインナップはこんな感じです。














ただ・・母が後から言っていましたが、昔の方が断然よかったな~ということです。
簡単に言うと、昔のデザインのほうが「凝っていた」ということにつきます。
例えば、右上のこのパターン「寄せ角十字」には昔はふちがありました。






私が今部屋で使っているやつです。

今はフチがなくなって簡略化されています。フチあった方が絶対よくない?。って私は思います。なんか・・大きさ的に小さいこともあって、トイレマットみたいじゃない?ふちがないと。









売り場に敷いていた非売品のこの絨毯。恐ろしく細かい模様ですよね。今はもうこの技術を持った織り手がいなく、作るのは無理なんだそうです。

うちにある一枚です。
この細かい模様の絨毯を作った工房も畳んでしまったという話でした。この絨毯は昔、母に無理やりつれられて見に行った時に私が一目ぼれして。「これは買っとこう!買わねば!」と猛プッシュした一枚です。


ちなみに十字の柄は、「ティクマ」と呼ばれていて、交わった中心に気が集まるといわれてるんだそうな。


織り手の技術問題なども絡んで、今はこんな風にシンプルというより、やや物足りないデザインになってしまっているんじゃないかなーと思ったりもしました。
まあ時代の流れで仕方がないのかもしれないです。昔買ったものを大事にしないと。








今回何か買おうという気持ちでいたのですが、(母がね)私と母の共通していいなと思ったのがこちら。「燃える宝寿」をモチーフにしているそうです。でもうちの絨毯すべて紺色×ベージュ系なんですよ。。なので、ちょっと毛色の変わったものがほしいなぁとなりまして。












今回選んだのはこちら。「吉祥雲」という柄です。
幸せな事が起こる前兆として現れる雲ですが、イメージは昇る龍らしく、龍雲なのかもしれません。雲の中から龍はあらわれるんですって。

今は玄関に敷いていますが、








やっぱり和室かな~という気もします。

まあ、あまりチベタンラグはメジャーな存在ではないでしょうが、モダンな印象もありつつ、インテリアのアクセントにとても良いと思います。

うちの母の影響で、周りの親戚、母の友人は結構もってますが、一枚くらいは自分の感覚にあうような柄があるんじゃないでしょうか。

それにちょっとオシャレですよね。人目をひくというか。かわっているというか。

サイズも部屋全面というスタンスではなく小さいサイズが多いので、普段使いしやすく、生活にフィットすると思いますよ。ぜひ一枚。

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