2019/09/12

農薬ローテーション(害虫防御)について

害虫系農薬についての話です。 やはり土の中にいるコガネムシの幼虫対策には、浸透性の粒剤の使用は必須だなと思っています。ちなみに今年は鬼のように消毒していたので、さすがに芋虫系やヨトウムシ系の被害はものすごく少なくて、芋虫恐怖症の私にはやっぱ消毒サイコー。的な、ねじ曲がった感想しかでてこないわけなのですが・・。
まあ、さすがにちょっとやりすぎやなと思いまして。改めて回数制限など、気になり調べなおしてみました。



最近の私はオルトランDX粒と、ダントツ粒を交互に月ごとに、まいていたのですが、、、

・オルトランDX粒(浸透移行性で効果が続く殺虫剤オルトランDX粒剤。葉の裏・土の中など、殺虫剤がかかりにくい害虫にも。アブラムシ類、アオムシ、コガネムシ類幼虫、ハモグリバエ類、コナジラミ類防除に)


・ダントツ粒剤(浸透移行性に優れ、カメムシ目、ハエ目、コウチュウ目、チョウ目、バッタ目、アザミウマ目の各種害虫に高い防除効果を発揮します。
野菜・花き類のアブラムシ類、コナジラミ類、アザミウマ類等の吸汁性害虫に加えて難防除害虫であるマメハモグリバエ等に対して高い防除効果を示します)




オルトランDXって有効成分が、有機リン系/ネオニコチノイド系クロチアニジンの組み合わせらしいんです。ということは、ダントツ(ネオニコチノイド系クロチアニジン)と同成分でかぶっちゃってたんですねぇ・・
なので、正しいローテーションとしては、オルトラン普通+ダントツを月に1回まく。というので良いかと思われます。


・オルトラン(制限5回)
浸透移行性をもつ優れた殺虫剤です。
コナガ、ヨトウムシなどのそしゃく性害虫から、アブラムシ類、アザミウマ類などの吸汁性害虫まで幅広く効果を示します。

オルトラン制限5回+ダントツ4回=9か月で消毒はまあ十分(冬はしないから)なのだとは思いますが、バラやってなければ。って話です。バラって木なんでね・・・浸透してないですよね。やっぱり。ですので、ここに加えるのであれば、オルトランと同系統のスミチオンではなく、








・ベニカR(制限6回)
アブラムシ類、ハダニ類、チュウレンジハバチ、ハスモンヨトウ、クロケシツブチョッキリ、コガネムシ類成虫、ヒラズハナアザミウマ











・フェニックス(4回)
幅広い種類のチョウ目(鱗翅目)幼虫

















・ゼンターリ(制限なし)
従来のBT剤では活性の低かったヨトウムシ、ハスモンヨトウに対しても高い効果を示し、コナガとの同時防除が可能。

このあたりをヨトウムシ対策として適時というかんじでしょうか。まあこれだけ多用するからには、出来るだけ沿ってやりたいなとは思ってるんですけどね・・・ローテしろっていうわりに、種類少ないしなぁ・・と悩ましいところではあります。

0 件のコメント:

コメントを投稿