2020/01/08

ピエールドロンサール(癌腫)の冬剪定・誘引 2020


1月3日着手。4日完成。癌腫発症とカミキリムシ(未退治だけど症状は治まっている)という踏んだり蹴ったりの2019年を過ごされたピエールさん。

去年までの登り龍のごとくのシュート祭りは鳴りを潜め、大人になったのかそれとも弱っているのか、微妙だなと思いつつも、とりあえずフェンスの向こうに伸びた枝を引き戻す作業から入りました。ピエールは細い枝のうちはまあまあ柔軟性があるため、飛び出たシュートも9割くらいは戻すことができます。やりかたは先端を真下にむけて、しならせながら飛び出た根本と同じ隙間をくぐらせてこちらに引き込みます。1年で木質化することもあるので、そうなると、難しいかなというレベル。

いきなり完成図です。
モザイクだらけで意味不明だと思うので雰囲気だけですが。
私には珍しく、結構切りました。主幹等、古い枝を半分くらいにきりつめました。細めの枝を中心に誘引。
ピエールは意外と細い枝にも咲くっちゃ咲くイメージなので。いけるんじゃないかと。あと、細めの枝も太く成長させたいのもあり。


こちらが去年の誘引。
(去年のモザイクのが見やすい・・)









2019年の結果はこれ。(南側より撮影)





ちょっと写真では分かり辛いんですけど。。
去年と変えた点は、なるべく今年は下の方に配置できる枝を生かしました。多少細くても方向重視で採用。(意地でも下の位置に咲かせたい。そして枝を育てたい)
それから、フェンスより上には太い枝を配置せず、途中でぶった切ったあと、その枝から今年出た、細めの長い枝を誘引するようにしました。(下の枝に日当たり確保)


さてうまくいきますか。
ちなみに癌腫バラなので、ピエール専用剪定ハサミと、ピエール専用のこぎりを買いました。隣のダヴィンチと交差させてピンクグラデを楽しんでいたのですが、ダヴィンチまで癌腫になるとやっかいなので、今年は交差させない予定です。
今のところそれほど元気がないようには見えないのですが、春は要注意観察かなと思います。がんばってほしいです。

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