2023/02/24

彫金~カルセドニーのイヤリングに着手


角の取れたスクエアのカボション、初挑戦です。枠は銀板厚み0.5ミリ採用。
銀板をなまして、力づくで石に添わせていき、適当なところで切ってロウ付けし。
さらに石に添わせたあと→底とロウ付けで。覆輪完成。

というだけの、工程なのですが・・・

・・・思い通りに曲がんね~
・・・石に添わね~
・・・とりあえず四角にしたが、銀が余った・・切っちゃえ
・・・うわ!切りすぎた
・・・とりあえずロウ付けしてあとから伸ばそう
・・・やっぱ石が入らないし、なんかスキマある
・・・・そうだ!なまそう
・・・・それでも入らね~
・・・金槌でたたいてみよう
・・・ん?余計ゆがんで入らね~
・・・・もういっかい、なまして、やりなおすでー


・・・と。とにかく石枠作る段階で延々試行錯誤。
そしてそれを2回(2個だから)やりました。
コツがわからんまま終わった・・・。偶然出来たとしか言いようがないです。

クッションみたいに両方丸い方の石は底0.5ミリ。
平らになっている方は1.2ミリを底にしました。そうじゃないと高さが合わなかった・・

これは先が長そうです。







イヤリングなもんで底あけたくなかったんですが、石が入ってるかどうかあまりにわからんかったの(と二度と取り出せないくらいきっちりだったの)で、ハート型にあけました。歪むのはご愛敬。














ちなみに作業にあたり、我が家で唯一の彫金本。和田隆さんの「手づくりのジュエリー」という本を読みなおしました。表紙がぼろぼろなのは、昔かってたオカメインコがかじったからです。

1969年初版、写真「土門拳」ってかいてますからね・・・。昭和ってすごい。

まあでも、あんまり彫金用具ってこのころとかわってないんじゃないかなーって思いながら読んでたんですが。唯一「新しい、やすりは火鉢の灰をつける」っていう記述だけは・・・うん。。それは無理や。って思いました。

ちなみにこのころの本って、作者の住所かいてんですよ。個人情報保護とは?おおらかだったんですねぇ・・・。

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【コメントへのお返事について】コメントいただいている事に気づくのが非常に遅いです。すみません。