2018/05/02

インドラのある風景


4月に後半。
園芸屋に行った目的はバラフェアです。
先日癌腫で廃棄したインドラがどうしても欲しかったのです。。
インドラないかな~・・・もしくは一目ぼれなバラはいないかな~。という感じで近くの園芸屋に探しにいってみました。

このあたりは作出家の寺西菊雄氏のフィールドなので、毎年春には必ずインドラは出ます。なんでもかんでも寺西作品が出るっていうわけではないんですけどね。
ああでもニューウェーブは出ますね。必ず。ニューウェーブも欲しいんですがスペースと手間がなぁ~。。。バラは1本と2本はあまり手間が変わりませんが、9本と10本は確実に違う・・苦笑。

まず、癌腫インドラを買った園芸屋でインドラをみつけました。。2500円。見覚えのあるナーセリーの土でした・・・。
花が開き切った個体でした。花付きは良し。しかし、私はここの園芸屋でバラをかっても嫌な思いしかしていない為(1つ目のアブラハムダービーは買った4日後に枯れ、2つ目のインドラは癌腫になった)ゲンも悪いですしここの園芸屋で買うつもりはあまりありません。


二つ目の園芸屋でインドラを2つ発見しました。一つは育ってる良い株だけど悲しいほど、うどん粉病。(インドラにうどん粉病なんて見たことなし、どんだけ劣悪環境)
もう一つは小さめの安い株。1年生という感じ。
根本は・・・どっちもどっちの感じ。変に高植え。やっぱり土をみたら同じナーセリーのものだと分かります。真砂土のような独特の土なのです。1社しかこのあたりでは生産してないのでしょうね。。

少し土を掘って、癌腫がないかをしっかりチェックしてから、小さい方を買いました。いや・・・どうせすぐ大きくなるし。咲くし。インドラ。と思いまして。なんとなく小さい時から育てたほうが楽しいかなと。


家に持ち帰り、傷つけないよう、とんとんと優しく叩いて土を抜きます。

7号と迷いましたがまずは、6号フレグラーポットに植え替えました。
失礼ながら全く信頼していない(というより水やりの具合がよくわからない)この土については、この時期どうなのかという気持ちもあったのですが、割としつこく落としました。けれどもガチガチに固まるタイプのため、結局抱え込んでいる部分については取れそうにもなく、いじりませんでした。








赤玉・腐葉土・マグアンプのみ。
花は消毒したハサミでカット。
汚い葉も除去。
接ぎ木テープも優しくはずして。

さて。。ようやくスタートです。













二代目インドラがどんな成長を見せてくれるのか楽しみです。
売っている時の樹形からすると、意外と丈が伸びるんじゃないかと思います
(前の個体は癌腫だったので、伸びていなかったのではないかと)














インドラのある風景です。

長く見慣れていたせいかしっくりきます。








これを置いた途端。

赤や黄色やピンクなどうるさく色の混ざったテラスが、インドラを中心にすっと、まとまっていくような感覚になりました。


周りを優しく照らすような。。。ダメだ!既に神々しい!



インドラのない風景なんて。やはり考えられなかったです。
うちの庭には居ててほしい。。。


今度は末永く、お付き合いをしたいと祈るのみです。

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