2019/10/06

足元チェックでピエールドロンサールに癌腫・・。


うちの母が地面がむきだしになっているのが美的に嫌だということで、ウッドチップを撒くんですよね。。でも、バラの足元がチップだらけだと、カミキリムシが粉をおとしていても気づかないし、ダメだ・・。と宣言。

というのも、イトコんちがですね。オリーブうえてるんですけど。テッポウムシにやられて枯れてしまったらしいんですよ。
木を植えるときに植木屋が支柱を立てるじゃないですか。それを木に縛るときにプラスチックのような当て紙(紙じゃないけど)を当ててくくったんだそうです。
植木屋は「虫がくるんでこれはそのうちとってください」といって帰ったらしいんですが。1本、そのオリーブだけイトコが紙をとり忘れてたんですって。
そうしたら、その紙の下から虫が入って、オリーブが枯れてしまったと。3つくらいの大穴が開いていたとの話でした。

なんだかイメージわかない話なんですけど。とにかく。
カミキリムシって。こえぇー。
と再度思いまして。足元一回ちゃんとみよう。そして掃除しよう!と。


まず、ピエールからはじめたんですけど。うかつに、ばさばさーっと最初にホウキで周りをはいてしまったんですよ。ノーチェックで。
すると・・・後ろをはいたときにブログでよく見る、おがくずっぽいようなものが
枯葉やチップの中に混じっていたような・・これはもしかして。テッポウムシ
(カミキリムシの幼虫)の食害の証拠??
げ!きた?とうとう家にもきた?
慌てて手鏡で木の根元の後ろをみましたが・・わからない!穴って結構わからない!
しばらく様子見ることにしました。とうとうロザリアン最大の難敵、カミキリがきたのかも・・・。
次。コナコナがでたらどこから出ているかがっつりチェックします!
頑張る。。。


そしてもう一つ、重大なことが。。
カミキリを気にしていたわけなので、木の皮がめくれているようなところをちょっと手でさわっていたんですよ。。すると・・・ん??木が腐ってる?やや柔らかい感触が指先に・・。強めにぐりぐりしたらポロ!っと。。うわ。これは・・この感触は・・・きっと癌腫だ・・。

後ろのカミキリ?と疑わしい部分もはいつくばってのぞいてみました。
木の皮をめくっていくと・・・

ここも、癌腫。
刃物でとりあえずとりました。
新枝の生え際をぐるーっと囲むみたいに中が癌腫化してましたね。ちょっと私は見たことのない感じの、癌腫のでき方でした。


さすがにどんよりしました・・
とうとう、恐れていた事態、地植えのつるバラが癌腫に・・・。
で。癌腫になったら「抜く」「地面熱湯で消毒」みたいなことが普通にネットには
かいてたりするんですけど。。
地植えのバラ、めっちゃ生育イイ(今は元気)抜くなんて、どんだけ大変か。。
いやー・・・もう、ピエール癌腫になったら袖ふれあってる隣のダヴィンチもなるだろうし。
正直ハサミも1本1本消毒とかさすがにしてないですよ。
冬に枝切るときはやってるけど・・ハナガラ切りとか、そんなときまではしないし。
じゃあもう、すでに庭中のバラに感染してるだろうなと。
そして植え替えたとして、また癌腫になったらまた抜くの?出ない保証は?もうー・・。。きりがない!
我が家では、4年目で癌腫バラがこれで3本目です。だいたい、毎年1本の割合で発症しているので・・
いやもう。結構きをつけてても、出るもんだなと。まあつまりちょっと癌腫に関しては諦めましたね。
まあ。癌腫のせいで、花付きがわるくなって弱ってきたら抜いたり、植え替え考えます。
ひとまずピエール専用のハサミとスコップはつくろうかな。。。出来ることといったら
それぐらいですかね。

ちなみに癌腫の影響ですが、正直最初に患った、鉢のインドラについては樹形が変でシュートが出にくかった。という事以外には、あまり樹勢への影響は感じられなかったです。
次にかかっていて今育てている鉢のジュリアについては、明らかに樹勢が衰えました。
花付きも悪いです。これは冬にチェックして状態によってはチェンジは考えています。
ピエールがどうなっていくのか、見守っていくしかないですね。。


ダヴィンチは結構雑草多く、むしるのに苦労しましたが特に異常はなさそうです。

土が減っていたところに追加。

その他、すべてのバラの足元を綺麗に、かつ裏もチェックしましたがとりあえず、癌腫とカミキリムシの粉は発見できませんでした。が!やはり根本の観察は大事だと思った出来事でした。

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