クレマチスのセンチュウ対策

日曜日の穏やかな晴れの午後。昼ご飯食べながら、クレマチス、「天塩」も根詰まりしていることだし。植え替えでもするかーと。重たい9号鉢をずるずると引き出して、鉢の表面の土を触った瞬間。

察知。

根にぶつぶつ！ネマトーダぁああ！！！またか！今年クレマチス何個やられてるよ。４つ目くらい？テンション一気に下がりました。

なんといっても天塩はうちの庭の春の主力ですからね。。。そう簡単に廃棄はしたくない気持ちはありつつ。しかし、同じ場所で育て続けるわけにもいかず。中を見ようと・・・したけど根っこガッチガチにまわっててまったく抜ける気配なし。

結局気に入ってた鉢を割りました。クソっ。そして、根っこ・・御覧の通り。三分の１をナイフで切りました。本当はダメですよ？クレマチスは根っこのダメージに非常に弱いとされてます。

でも。・・この大きさのものをプラ鉢に突っ込めないですからね。鉢も割れてなくなったし。YouTubeでみた、サイズダウンの仕方を実践したくてそもそも植え替えにチャレンジしたわけですが。根を棒などで突いてほぐして中の土を落として、根をぎゅっと縮めるってやつです。。まず、何の棒もこの根の壁の前に通らなかったですね。底まで根がまわって鉢穴を飛び出して鉢の下で、とぐろをまいていました。この根の壁の中には土があるのかどうかも不明。

そこで、バケツに木酢液を濃いめにいれて、土を落としながらネマトーダになっている見える部分の細根をなるべくとりました。太い根は意外とぶつぶつができてないですね。。上の方に細根がたくさんあるので、上の方はなるべくむしりました。

クレマチス細根はなくても太い根があれば生きていけそうだなーって・・・ということはこれ全部むしってキレイ～にしたらリセットかけられる可能性はあるかもと。ただ、ホントに今回は根廻りすぎてて細根も中の方にあって、無理でした。だいぶねばったけど、ほぐせなかった。

ハイフレッシュを仕上げにかけて、新しい土（センチュウ対策素材＋赤玉＋日向土＋腐葉土）で9号フレグラーポットに無理やりつっこみました。高さ足りてないけど無理やり。

まあ・・お亡くなりになっても何も言えないぐらいの荒療治。でもあのラーメンみたいな根みたら多少切ってもなんやねん。って個人的には思っちゃったもんで、やっちゃったんですが。

裏に持っていって過ごしていただきます。。さし穂もとりましたが今の時期はさすがにつかないと思う。

使用した器具は念入りに洗って鉄系のものは熱湯消毒までやりました。

新しい置き場の裏がセンチュウゾーンになってしまいそうですが、（バタスコヤバイかな・・）まあ・・・一応砂利敷いてるから泥はねなどはないであろう。

とりあえずめっちゃ今我が家のセンチュウ濃度が高まっているのはわかったので。。

対策。

・多年草を鉢植えする場合は予防としてネマトリンエースを土に混ぜ込んでおく

・追肥のときにも定期的に混ぜる

・木酢定期的に潅水

あとは桜の咲く季節になったら私はマリーゴールドの種まきをして、クレマチス全員の下草として配置しよーと思ってます。もはやマリゴ、ダサいとか、育てるの難しいとか、いってらんない。

ブログでは、天塩は2017年6月に買ったという記録があります。ワンコイン。

4回(年）春に咲いてくれたのかな。毎年土はかえたほうがいいという教訓でしたね。多少、パテンスなんでね。。植え替えしづらいのでさぼった経緯があります。

でも、今回ネマトーダに必死だったもんで。結構、上の伸びた枝を雑に扱いましたが、普通にいけました。意外と強い。

ということで・・・急遽クレマチスの鉢、全部チェックすることにしました。さーてまた仕事が増えたぞ。

農業やってる人向けですが。うちはこれもあります。

センチュウを捕食する、アルスロボトリス菌入り。土壌改良剤。12キロ。

こちらは薬剤。花き類適用なしです。アール換算なんで厳密じゃないですが、７号鉢に7グラムくらい。我が家がこれ以上センチュウだらけになったら園芸引退ものなので、もはや、きれいごとはいってられない。

＜追記＞

さっそく、鉢植え（さし芽）の「アラベラ2号」「アラベラ3号」「ロマンチカ2号」を植え替えしました。どれも根に異常はなし・・で喜ばしい事だったんですが、正面の伝市鉢に植えたアラベラの鉢底石にですね、私あろうことかこーゆータイプを使用してたんですよ。。

ネットに入っている鉢底石です。クレマチスみたいな太い根の植物にこれを使うとどーゆーことがおこるか・・はい、ちょっと想像するだけでわかりますよね～。ネットの隙間から根が入り込んで、からんでえらいことに・・・。

網をハサミで切って、根からはずすのに2時間くらいかかった。・・・ということで、決してクレマチスにはこれ、使わない方が良いです。って・・そんなアホは私くらいですね。自分の教訓として。書いておきます。。