丹後半島竹野海水浴場へ行ってきました。
連れはビキニ女子・浜店・ズンジャカ鳴る音楽。という軽薄ビーチが好きなんで、浜店もないなんて!また丹後半島か!もうええんちゃう?と、ぶうぶういうてましたが、無視。
こういうまったく感性のあわない人間と長く居られるのが自分でも不思議ですよね~。
竹野は「たかの」と読みます。西にある竹野浜海水浴場ではありません。結構情報が少ない穴場です。
位置はこのあたり。間人周辺です。間人は「たいざ」と読みます。
竹野は400Mの小さいビーチでして。2年連続水質調査結果のAAを取っているだけあり、非常に透明度が高いです。砂は粗目。
堤防が西にあり、波は穏やかなのですが。5Mくらいですぐに足がつかなくなるので、お子様は注意。
トイレ・更衣室はあり。更衣室はカギがかけられます。シャワーは水のみ。無料。
ヤグラがたっており、一応監視員のおっちゃんがいてくれます。
バーベキューは有料で可。
うれしいのはウキワに空気入れられるボンベがおいてあって、使ってよかったこと!
客層は、家族が多いですが、ビキニの女子集団なども居る不思議ビーチです。
でも、ズンジャカ音楽をならしてるアホウがいなくて助かりました。
ここ、巨大岩が東の端にあるんで、結構変に音が反響するんで、場所によってはうるさいと思います。
実は私の子供のころの家族海水浴は毎年ここでした。
貸別荘が当時近くにあったんで。親しい数家族が集って、子供も多くて。朝に新鮮なイカ刺食べて。
夜は大人が釣ってきた新鮮な魚。キスのてんぷら!
楽しかった~・・・良い思い出です。
子供のころにこの海に来ていなかったら私の丹後半島好き、海スキはなかったと思います。
刷り込みみたいなもんです。
この岩肌をみないと、海水浴に来た気がしない!
でろーーんとただただ長いだけのビーチに魅力感じない!!
竹野海水浴場の魅力はなんといっても、磯です。
私が行った日は、残念ながらお昼に満潮ぐらいのかんじだったんで。
磯が現れておらず。。。調べていけばよかったぁあああって心底思いました。磯あそびしにきたのにぃ・・・。
まるで潮干狩りに、月齢も見ず適当に行ってしまった人みたいな状態でした。
ここに簡易的な歩道が作られているんですが、もう少し行ったところが、干潮になると磯になります。
磯遊びは小魚やイソギンチャクやアメフラシなんかもみられて、めちゃくちゃ楽しいです。
実はこの歩道。ずーーーっと続いてまして。ちょっと険しいので、私は冷や汗をかきながら行くんですが。。普通の運動神経の人ならどんどん進めると思います。
途中、海に浸かっている場所があり、角度的に向こうが見えず。行き止まりかな。と思うポイントがあります。
そこをがんばって超えると、まだ道が続いており、密漁スポットがあり、結構、人がそこにいます、そしてそこをまだ歩いていくと・・・
この東のビーチにつきます。
ここは海水浴場としては名前がありません。(海水浴場ではありません。)
そして、断崖絶壁に囲まれており、ここに辿り着くルートが他にあるのかないのかちょっと見た感じではわからないです。
まさに。
秘密のビーチ。です。
ここは底が岩場であまり泳ぐのに適していないのと、水質がそれほど良いというわけでもなく、アクセスも悪いことから、人がいません。たまにこうやって好奇心から辿り着く海水浴客くらいしか行かないと思います。
私は今回、自分の運動神経にひやひやしながらも、ここに久しぶりに行ってみました。
満潮だったので、海に通路が浸かっている飛び石のポイントをどうやって超えようかと結構悩みましたが。。。。
道がないところは、ウキワで泳ぐことにしました。・・・簡単!
そういや、子供のころもこーやってた気がするな~っと思っていたら。
前にいた若いお父さんと、子供連れ。お父さんが「ここ、俺の子供のころはちゃんとなってたんやけどなー」ってつぶやいていました。
私より年下にみえたんで。いや?ちゃんとはなってなかったんちゃうかな~って。
内心思いながら、ウキワでスイーっと。ショートカット。
私の子供のころの記憶の中にあった、竹野海水浴場(秘密のビーチ)は
相変わらずワイルドな雰囲気で、ほんとうに、そこにありました。
ああ・・私の運動神経がもう少しまともであれば、カメラを持っていけるんですけどね。残念です。
ここの海岸は人があまり立ち入ることもなく、掃除が行き届いていないので・・・
大きなビーチグラスがたくさんおちてるんですよ。
さっそく、珍しい青いものをみつけました。竹野海水浴場は今はあんまりビーチグラスおちてなかったですね。貝殻は割とあるんですけどね。
少しだけ拾いました。カンカン照りすぎてあんまりうろうろはできず。
「それどうやってもってかえるの?」って連れに言われて。
ちょっと考えて。
ラッシュガードのポケットにそれらをいれて、ぎゅっと先をかた結びにして
また、泳いで帰ってきました。
連れが一緒にいなかったら勇気が出ず。この秘密の海岸は見られないままだったなーっと思いました。
海って。足の下の届かない海の深さや、透けて見える黒黒とした岩とか。ああいう、自然のちょっと怖い感じと、だけど興味が上回る冒険心だったり。
自然への畏怖心をベースに、遊ぶ、遊ばせてもらう。っていう。そういうのがやっぱりたまらんですね。
だから浜店・ビキニ女子・押しつけがましい爆音音楽・遠浅の海水浴の、なあーーーーにがおもろいのん?それ日常の延長やん。って。そんなんプールとかわらんし!要は、連れにはほんまイラつく。・・・笑。
ぜひ。お子様のいる人は干潮を狙って行ってみてほしい海です。
今後最近推し観光スポットの「青の洞窟」がブレイクしたりしてですね。。
万が一にも人が増えたりしたら絶対に嫌で、ナイショにしておきたいのですが、あまりにお気に入りのため、ついついご紹介してしまいました・・・笑。
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