2017/10/18
大型シュラブほど返り咲かない法則
先日、まつお園芸の社長さんのバラセミナーがあったんで。行ってきました。
内容としては。
最近、たいていのものはシュラブローズというカテゴリーに入れてもいい。みたいな話だったんですけど。
ピエールが大型シュラブとおっしゃられても正直、あのモンスターがか?という気持ちはなきにしろあらず。。。。
その中で。面白かったお話をピックアップ。
1.花がつくと植物は成長をそこでやめる。つまり、よく咲くつるバラ(シュラブ)というのは花がしょっちゅう咲くので、大型化しづらい。
つまり小型・中型シュラブといわれているものは四季咲き性が高いということになる。
・・・・・。確かに
小型シュラブといっていいであろうジュビリーセレブレーションなんかは返り咲き性高いですし、我が家のアブラハムダービーも中型シュラブといっていいと思いますが、すぐ咲くので全く伸びません。今のところ・・
私はアブラハムをつるバラとしてフェンスに、もう少し長く伸ばしたいと思っていたのですが。上の法則で考えると、つまり伸びてる間は花が咲かないってことか。。とふと、思いました。
私の望んでいる事には無理があったんか・・という。
私が当初希望してた、超大型つるバラで四季咲き!って。摂理に反した希望なわけです。
大型シュラブといっていいであろう、
クラウンプリンセスマルガリータは、「返り咲き」~「繰り返し咲き」ぐらいのニュアンスですが、大まかにいうと春・初夏二番花はしっかり咲きます。真夏はぽっつぽつ・・・。ですね。秋もそのまま、ぽつぽつ・・です。二番花のあと、かなりシュートを出して、どんどん枝を伸ばしていきます。
もっと大型のピエールドロンサールはほぼ我が家で今のところは一季咲きです。
返り咲きというニュアンスのバラには、
春・二番花咲いて真夏ぱったり休んで、秋はそこそこ咲く。というタイプ
もあるらしいです。そっちのがいいな・・と私は思ったんですけど。笑。
2.秋バラが咲くポイントは、ちょっと危機感をあおること
具体的には、水控えめ、肥料控えめ、根詰まり。みたいな状態だと
バラって危機感覚えて蕾つけるらしいです。。ほんまか・・・。
ちなみに我が家で唯一、危機的状況だと思うのは、小さな鉢で根詰まりなあげく西日に
さらされる鉢植えのバタースコッチですが。この秋結構蕾つけてます。
マジなのでしょうか。うちは普通に甘やかしてるからその法則だと難しい。
3.鉢バラ毎年土替え面倒な場合
春の花後に、シュートでなくなったら土替え。というルールにしてもいい。
サイズアップしない場合は、上の部分と下の部分を斜めにカットして、♢型みたいな
感じに細らせて、土を入れる。とのこと。
4.株が大人になるのは3~4年後
そこまでいくと、品種本来の性質を見せ始めるとのこと。うちのアブラハムがつるとして
伸び始める日もくるかもしれない・・・。と期待。
5.横張樹形も矯正可能
伸びた枝を中心にすぼめるようにくくる。そのうえで切る、また伸びたところくくる。。みたいにしてると樹形、縦長になっていくらしい・・。
我が家のレイニーブルーもいまからなんとかなるのだろうか・・。
ちなみにレイニーブルー。まっすぐに枝立てても咲くとおっしゃってました。
階段状に切るとまんべんなく咲いて綺麗らしいです。なんでシュートピンチしなかったんだ。私。
***
こういったバラセミナーで最後の質問で、毎回毎回毎回、害虫駆除の質問ばっかり出るのは、
さすがにもーええわという感じです。だって。仕立て方とか樹形とか品種の話がメインのセミナーの質問のしょっぱながカイガラムシだとかてっぽうむしかと。。。
今のセミナー内容にまったく関係ないよね?って。もやもや。・・・・・せめて剪定の質問にするとか・・・・
ちなみに上のテッポウムシに対してのまつお社長のお答え。
(これ、ちょっと万人向けじゃないけどみたいなニュアンスで)スミチオン土にまいとくとカミキリムシ成虫10日くらいはこないですよ。とのこと。なんか、どれくらいまいたらいいのかとか怖くてよくは聞けない感じ・・・苦笑。
だったですね・・・。
以上でした。
****
余談。
今回、うちのつるバラの樹形をとどめておこうと思い、ピエールドロンサールの写真を探したのですが、驚くほど私は春以降のピエールを写真に撮ってませんでした。
こんな何かの後ろにたまたまうつっているような写真しかなかった・・・。
いや、確かに花が咲いていないので緑の塊を撮る筋合いもないんですが・・、その他のバラについては花が咲いていなくても樹形の写真があるため、ピエールだけ撮っていないのは明確で。。
おそらくこれは私がピエールのことを普段からなるべく見ないようにしているのが原因だと自分でもわかっていたりします。。
庭の隅に不釣り合いなほどデカい、ヤマタノオロチが居座って居るのをあまり見たくない・・。
まるでこの幾多の強直シュートが大蛇の首のごとく。。遥か空高く伸びた姿を横目で見るたびに、そっと目をそらしてしまうのです。
これと戦わないとならない日がもうすぐ来るのかと思うと。
わあああああー!考えたくない!助けてスサノオノミコト!!!!
・・・・・。
・・・。
これをラージフラワードクライマー、といわずして、何をじゃあそういうんでしょうね。ってやっぱりレジュメみても首をかしげてしまいました←結局理解できてない。
しかし、まつお社長はおっしゃっていた。
冬になったら、なんとでもしたてられる!と。(多分おおまかにいうと)
冬になったら本気で、ぶった切っていきたいと思います。
そして、来年は怖がらずに必ず、シュートピンチを50センチ時点で、する。というのが目標。。
時刻:
12:00
ラベル:
バラ,
バラ(ピエールドロンサール)
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